利用時の失敗を回避!工務店への依頼を成功させる基礎的なノウハウを解説
工務店に住宅の間取りや外壁等を注文する際、自分の希望するパーツや部屋が本当に自分の思っている通りの使い心地になるかどうかは、ノウハウを持って相談するかどうかにかかっています。
その為、中途半端に得た知識でプロに対して注文をすると、思わぬ後悔をしてしまう事もあります。
そういった後悔をしない為には、確実な知識と相手との信頼関係を築き、自分の思い描くイメージやしたい事を具体的に伝える技術が必要になります。
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利用時の失敗を回避!工務店への依頼を成功させる基礎的なノウハウを解説
- 工務店との契約で特に注意すべき条項
- 工務店のスケジュールは予備日の確保も重要
- 工務店の見積りは相場を踏まえてチェック
- 工務店への支払いに使えるローンとは
- 対応が遅い工務店を急がせる交渉術 (2023/1/13)
- 工務店による現地調査に立ち会う際の対応 (2023/1/13)
- 工務店の設計を変更してもらえる期限は? (2023/1/13)
- 工務店が提供するアフターサービスの充実度 (2023/1/13)
- 工務店との付き合いを続けていくための心得 (2023/1/13)
利用時の失敗を回避!工務店への依頼を成功させる基礎的なノウハウを解説
工務店に住宅に関する注文をする際、ノウハウなしに注文してしまうと、全て工事が終わった後生活してから失敗したと後悔してしまう事があります。
そういった後悔をしない為には、まずは住宅を建てた人の失敗談等を聞いてみる事です。
工務店側もプロですが、お客様を優先する事は間違いないので、こういった素材を使いたいとこちらの希望を伝えるとその通りにしてくれますが、内心ではそういった素材を使うと長持ちしないだとか、メンテナンスに費用や時間がかかるといった事はアドバイスしてくれない事もあります。
その為、こういった感じにしたいけれど実際はどうでしょうか等、話し方ひとつ意識するだけでも失敗する可能性は低くなります。
工務店との契約で特に注意すべき条項
これから工務店と契約する場合には、どのような条項に注意を固めをつけたらよいでしょうか。
工務店と契約をする場合、多くの人が使用するのはその日をなんとか住宅を建築したのならばわかるかもしれませんが、概ね費用は予想以上に高くなりがちです。
ましてや、初めて建築する場合にはさっぱり右も左も分からない状況かもしれません。
そのような中で、住宅建築をするならばやはり正確に見積もり出す見積もりを取る場合には、1つの会社だけでなく他の会社に依頼することが大事です。
この時注意をするべき事は、同じ条件にすることかもしれません。
それぞれの会社によって商品が違えば、当然金額が違ってくるためいくつかのところから見積もりをとってもあまり参考になりません。
このような細かなことも意識することが必要になります。
それに加えて、スタッフの対応なども見ておいた方が良いといえます。
スタッフによっては、十分な対応ができている人もいればそうでない人もいるからです。
工務店のスケジュールは予備日の確保も重要
工務店が行う家づくりは、ハウスメーカーが取り組む工場で生産したユニットを現場で組み立てる方法を採用しているわけではありません。
木材などの建築資材を仕入れ、これを丁寧に組み立て、一人ひとりの顧客の希望に合わせた住宅を形にしていくスタイルです。
画一的なデザインと機能を持ち合わせ、安定した製品を提供するハウスメーカーとは異なるアプローチになりますから、時にはスケジュールどおりに家が完成しない場合もあります。
また、雨天時には取り組みにくい外壁塗装工事や、台風や地震のように工事そのものに影響を与えかねない自然災害のリスクにも備えなければなりません。
したがって、工務店での家づくりには予備日を設定するのが基本になります。
予備日を設ければ、利用者側にもメリットがあります。
職人に時間的・精神的なゆとりが生じることで丁寧な仕事が期待できますし、もしも変更してほしい箇所が生じた場合にも予定を狂わせることなく対応してもらえる可能性が高まります。
工務店の見積りは相場を踏まえてチェック
自分の家が欲しい場合には、工務店にお願いをする人も多いかもしれません。
工務店にお願いをする場合には、何かをチェックしなければいけませんがそのうちの1つは見積もりになります。
これをチェックすることにより、どのぐらいの料金になるのかわかりやすいからです。
ただ、必ずと言っていいほど料金は想像以上に高いケースがあります。
よほど金銭的な余裕がある場合は別ですが、そうでない場合はあらかじめ想像よりも高くなることを考えておかなければいけません。
この場合、予算をあらかじめ説明しておくと良いかもしれないです。
例えば見積りの時おおよその相場を調べ、その相場通りの金額になるとは限らないものの、そこで一旦予算を決めていきます。
あまりでも標準的な金額から外れているものは除外されますが、そうでなければ工務店側もその依頼者の意思をしっかりと考えてくれる可能性が高いです。
そこで、その予算の中で何とか頑張ろうとするわけですが、もし安くする場合にはどのような問題があるかも考えておきましょう。
例えば、内装自体があまりよろしくない場合などが考えられます。
このような場合には、満足できない可能性があるためそれ以外の部分で予算を削るか、お金を貯めて質を良くするかのどちらかが良いです。
工務店への支払いに使えるローンとは
新築の建築では住宅ローンが利用出来ますが、これは建物が完成して表示登記が済んでから抵当権を設定できる段階で一括で支払われるもので建築中だと融資が受けられません。
そのため工事が始まると工務店へ支払う着手金・中間金については、最初に用意した自己資金から支払うしかなくなります。
ただ、自己資金が少ないとそれも難しいため、その時には工務店への着手金などはつなぎ融資を受けてから支払います。
これはローンが始まるまでの期間を無担保で借りる融資ですが、短期融資なので金利が高くて事務手数料も必要です。
つなぎ融資は、注文住宅で土地の購入から工事着手、完成までの費用を一時用立てしてもらう別枠の融資で、土地の購入費・着工金・中間金と分けて受けられます。
担保はいりませんがその分金利が高くて保証料は無料、ネット銀行だとあまり行ってなくてこれは基本的に出来上がっている住宅を購入するタイプへの貸し出しを主に考えているためで、土地を購入してそこへ建物を建築してといった注文などの場合は対象外にしてます。
対応が遅い工務店を急がせる交渉術
家造りにはいろいろな専門業者さんが関わってきます。
工務店も同じようなことが言えます。
身近な存在である工務店にお願いすると、ノウハウを活かした家造りをしてくれます。
兎に角早く対応をしておしいと思えば、まずは普段からコミュニケーションを取ることが大切です。
日頃からコミュニケーションをとっておけば親しい間柄になり、急いでほしいときにはすぐに対応してくれるものですから、交渉術は必要ないのです。
兎に角親しい仲になっておくことが必要なのです。
このようなことからまずはコミュニケーションの大切さというのが分かってきます。
そのような繋がりがなかったとすれば、恐らく対応は遅れるでしょう。
工務店にも優先順位というのがありますから、自分達は後に回されるのは間違いないのです。
ですから日頃からの関係が良く合った方が良い、というのはこのことなのです。
すべての工務店でも同じようなことが言えるのは確かなことです。
他人の気持ちになってみましょう。
工務店による現地調査に立ち会う際の対応
工務店にリフォームを依頼した際に、工事の工程や見積書を作成するための大切な工程として工務店のスタッフによる現地調査が行われます。
通常の調査では、依頼者の立ち会いのもとで現場の記録をとったり、依頼者からの要望を聞きながら具体的な提案やアドバイスをしてもらうことができます。
この時に、構造上の問題などがあって希望している工事が難しい場合に代替案を考えて提案してくれたり、予算の都合が合わない時にプロの視点から予算に見合った提案をしてくれるのであれば、信頼して任せることのできる優良な工務店だと言えるでしょう。
一方、現地をろくに確認もせずにメモや記録もとらなかったり、工務店側の都合ばかりを押しつけてくるような対応だった場合には注意が必要です。
現地調査への立ち会いは、大切なリフォームの施工を任せてもよい会社かどうかを見極めるよい機会なので、質問や要望がある場合にはリスト化しておき、相手の対応を確認できるように準備しておきましょう。
工務店の設計を変更してもらえる期限は?
工務店の設計の変更の期限は、それぞれの店舗で考え方が大きく異なるということを知っておくことも重要です。
そもそも、間取りや細かい素材の決定に関しては長期的な交渉で進めていくことが普通です。
ただし、そういった交渉の中で決められた内容であったとしても、現実的に設計や建設を進めていくことが難しくなるケースもあります。
そういった工務店では、建設を行っている最中であっても変更できる部分については、きちんとその要望を聞き入れるところも少なくありません。
一般的には、契約を行って実際に交渉を進めていった段階で設計の方向性を変更することが難しくなると考えられています。
しかし、現実的な観点からそのままの状態で進めていくと生活感が悪くなってしまったり、想定していたような造りにすることができなくなってしまうケースも否定できません。
この場合、方向性を変えざるを得なくなることがあります。
そのため、柔軟な観点から対応してくれるところもありますのでこれらの違いを知っておくことです。
工務店が提供するアフターサービスの充実度
これから新築の一戸建てや家のリフォームを検討している人の中には、工務店に相談や依頼を考えているケースがあるかもしれません。
ただしこのタイプの業者は多種多様なので、建築について詳しくない素人の人や、初めて利用を予定している人にとっては、お店を選ぶ際には迷うこともあるはず。
そこで工務店の選び方について、基本的な幾つかのポイントを知っておくことが求められます。
例えばアフターサービスの充実度も、その1つ。
家づくりやリフォーム等における業者との付き合いは、完成して終わりではありません。
暮らし始めてみると、家のあちらこちらに不都合な箇所が見つかったり、長年にわたって住み続けて経年劣化が進むなど、メンテナンスや増改築が必要なるケースが少なくありません。
このため工務店を選ぶ際には、アフターメンテナンスの充実度を含め、住まいの完成後も長く付き合えるのかよく見極めることが肝心です。
特に家に万が一のトラブルが発生しても、スピーディーかつ的確に対応できるのか、また普段から定期的な点検にも力を入れているのか、地域に密着した工務店の強みを発揮しているのか、しっかりチェックしましょう。
工務店との付き合いを続けていくための心得
住宅は新築・中古を問わず年数が経過するにつれて経年劣化や台風・地震などの自然災害による修理が必要になることが避けられませんが、安心して仕事を依頼できる工務店とお付き合いできていればいざというときに心強いものです。
そのような工務店との関係を築くには新築時に依頼したときの仕事ぶりが良かった、あるいは入居後数年経過した後に住宅の補修やちょっとした仕事を頼んだところ納得いく工事費で丁寧な仕事をしてもらい満足したという経験をしたときがチャンスですが、格別難しいことはありません。
その後に必要となった工事は原則としてその工務店に継続してお願いするとともに、工事発注前に工事内容をきちんと打ち合わせて途中で変更が生じないよう配慮する、工事費の支払いは金額の多寡により支払方法を決めて各支払期限に遅れずきちんと支払うということを守っていけば、信用されるだけでなく工務店も安心してよい仕事ができるため互いに良いお付き合いを長く続けられます。